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ヒレ形デルタ・ラウンド■ デルタテール
三角尾鰭で角のあるタイプ。
柄物系では尾の先が細かく割れる場合もあります。それもまた高級感があります。 ■ ファンテール(ラウンドデルタ)
三角尾鰭で角の丸いタイプ。
デルタテールの大半を占めているのではないでしょうか。尾が、まとまり易いです。 ■ バタフライテール(ライアードデルタ)
デルタテールの中央部が窪むタイプ。
コブラやオールドファッションなどに、柄なし・ベタ塗りなし(ノンカラード)が乗ると良く出現します。 レースコブラやメドゥーサの多くがこのタイプです。 デルタテール化やファンテール化は難しいのですが、これはこれで綺麗です。 また、デルタと呼ばれる中にも、若干この傾向を持つ場合もあります。 ■ ラウンドテール
全体的に丸みを帯びたタイプ。
尾の大きさが小さいもの(b)から大きいもの(a)まであります。 (a)のタイプは、東南アジア系外国産グッピーに多く見受けられます。 オレンジレースラウンドテールのラウンドは、一見(b)に思われがちですが、 厳密にはラウンドテール系ではありません。ピンテールをご覧下さい。 ワイルド・ショート■ トップソード■ ボトムソード
下部のみ伸長するタイプ。
ワイルド系に良く見られます。 ■ ダブルソード
上下が伸長するタイプ。
親選別を怠ると、トップソードやボトムソード に傾いてゆく傾向があります。 上下の長さが異なっても、上下共に伸長している場合なら充分に回復します。 ウィーンエメラルドが有名な系統です。 ■ ライアテール
尾の上下が絞られてから伸長するタイプ。
絞り具合のコントロールが非常に難しいところを見ると、 ピンテールの絞りが甘い系統かも知れません。 ■ ピンテールソード系の尾を上下から絞る因子によって表現されるようです。ですので基本的には3タイプあります。 また、伸びない場合もあるので+1亜タイプです。
a. トップソードを絞ったタイプ
b. ボトムソードを絞ったタイプ
c. ダブルソードを絞ったタイプ
d. 伸びないタイプ
上や下のみ・または上下共に伸びない場合があるのは、絞る以前の基のソードが伸びていないか、
絞る因子が強烈に働いている為である可能性もあります。 ■ スピア・スペードテールスピアとスペードは中間的な表現個体が取れることもあり、 成長過程でも変わりますので微妙な場合があります。 そういった場合、 配給者がスピアと言えばスピア、スペードと言えばスペード、ということになるでしょう。スピアテール
中央部が伸長するタイプ。
槍の先の形に近ければスピアテール。 スペードテール
中央部が若干伸長するタイプ。
スペードの形に近ければスペードテール。
間違ってはいけないのは、ピンテールとは違うということです。 チョッと考察フィッシュマガジンにも書いたことがありましたが...
デルタテールとファンテールの中にも癖を持った個体
が取れることがあり、それらを数見ていると、なんとなく以下のような成り立ちで
デルタテールが出来たのでは無いだろうかと思えてなりません。 ダブルソードからラウンドから通常の角のあるデルタテールはダブルソード から・・・で、角の丸いデルタ(ファンテール)はラウンドテール から作り上げたのではないでしょうか。 <<戻る |