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飼い方はじめに「グッピーの飼い方」に決まりはなく、目的・出来る範囲などによって色々なスタイルがあります。 ここでは我々の取っている方法を紹介し、それらの理由について説明します。水槽セット水槽は45cm以上をお勧めします。 30cm水槽でも飼育できますが、 親魚2ペア程度が繁殖の面から限界です。 (繁殖目的ではなく鑑賞目的でしたら、自然と飼育できる範囲の数になるでしょう。)また水量が少ないため、水質の安定の面からも管理が難しくなります。 温室での一般的なセット
■ 解説エアリフト式の普通のフィルタですが、 注意すべき点は、フィルタスポンジの目が細かすぎないことです。 グッピー飼育では、フィルタはこれで充分です。サンゴ砂はpHの維持、低下の目安に入れていて、 溶けて小さくなってきたら pH低下のサインです。 グッピー元気は水がベストではない状態の水槽に取り付けたりします。 このような水槽が1系統で最低
水質の維持水変え頻度基本的には2ヶ月程度に1度、 8割程度の水換え+フィルタスポンジの洗浄を行い、他は適時です。 せっかくろ過装置をつけていますので、毎週なんてやりません。 水はもちろんカルキ抜き済みで、スポンジ洗浄の水もカルキ抜き済みです。ろ過バクテリアの事を考えて...状態の良い水槽では、水換えとスポンジ洗浄を同時に行っても、 ろ過能力はすばやく回復していて、翌日には餌を与えてしまいます。このとき、水槽の沈殿物を全て取り除くようなことはしません。 なぜなら、水槽の沈殿物の中にはろ過バクテリアも住んでいますし、 沈殿物の見た目から水槽の状態も察知できるからです。 魚の状態が察知でき、水槽の状態を把握できるようになるまでは、 水換えや洗浄の後2〜3日は餌を極少量に抑えるか、止めた方が無難です。 温度温室ですのでエアコンによる室内温度管理で25℃近辺にしていますが、 結構アバウトです。pHpHの低下は、ほとんどの場合魚の状態で察知できるため、 「あ、これはpHだな」とか「かな?」と思ったときにデジタル計で計る程度です。pHが低下している場合は8割程度の水換えを行います。 察知できるようになるまでは、おかしいと思ったら計るようにしましょう。 亜硝酸亜硝酸の発生も魚の状態で察知でき、だいたい身に覚えがあるので分かります。 つまりセットしたてや、水換え・洗浄の後などに発生することが稀にあると言うことですが、 温室では「いつでも水換えする」覚悟は出来ているので、 察知したら直ぐ、8割程度の水換えを行います。これも察知できるようになるまでは、おかしいと思ったら計るようにしましょう。 塩塩は入れたり入れなかったり、基本的には入れませんが、全体的に衰えてきた感があるときは入れます。まとめ状態の察知や把握を連発しましたが、その兆候は自分で見つけ出すべきだと思います。 水質についても、漠然と計測していても上達はしません。 バクテリアのイメージを持ちながら計測し、その結果をまたイメージにフィードバックしてゆけば、 わざわざ計測しなくとも察知できるようになるでしょう。読み飛ばさないで...ろ過については様々な雑誌・書籍に記載されています。そういった部分を読み飛ばすことが 多いようですが是非読みましょう。その時、”ニトロバクターが〜”とか バクテリアの種類まで 書いてあることがほとんどですが、バクテリアの名前を 覚える必要はありません。 重要な部分を知識として得、後は理解が重要です。ちょっとだけ...これだけで放り出してしまうのもなんなので、少しだけ公開しましょう。
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