コンテスト

　巷の不況風はグッピーの愛好家にも容赦なく襲いかかり、飼育規模を縮小したり、あるいは、グッピーの飼育そのものをやめてしまったという愛好家の方の話も、このところ頻繁に耳にするようになりました。そのためエントリー者数が集まらず、ここ数年で、多くの歴史あるグッピーコンテストが休・廃会のやむなきに至っているというのが実情です。 　しかしそんな中、「長野県在住者に限る」というエントリー資格の制限があるにもかかわらず、実に65ものエントリー数を記録した今回の『グッピーコンテストｉｎナガノ2002』は、間違いなく成功だったといえます。しかも本コンテストは、回を重ねる毎に出品個体の全体的なクオリティーが上がっていますが、今回は特にそれが高かったのが目につきました。 　この結果は、本コンテストのエントリー資格制限により、県外のトップクラスのグッピー愛好家の流入によるものでなく、県内のグッピー愛好家の皆さんの「腕」が確実に向上しているという証拠と見ることができそうです。 　この調子だと、本コンテストのせいで、やがて長野県は「グッピー愛好家難民受け入れ県」となるかも知れません（笑）。 　さて、というわけで、長野県内のグッピー愛好家の皆さん、そして、熱帯魚は飼っているけどグッピーはまだ手がけていないという県内のアクアリストの皆さん。 は無事終了いたしましたが、来年には が控えています。次回には、あなたもぜひ参加してみませんか。